LAST HEAVEN'S BOOTLEG/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

明日発売のミッシェルのライヴ盤、『LAST HEAVEN'S BOOTLEG』が渋谷のタワレコに並んでいたので購入。
一緒にDVDの『BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN』も買いましたが、こちらはまだ見てません。
こちらのレビューはまた後日。
で、『LAST HEAVEN'S BOOTLEG』の方ですが、さすがライヴバンドだなぁ、と思います。
NUMBER GIRL然りですが、ライヴを基本としているバンドはライヴ盤のほうが聴いてて心地よい。
ただ、ただですよ。
今回のCD、ライヴテイクですが、あんまり臨場感がないんですよね。
演奏としては完璧です。非の打ち所はありません。
引き合いに出すのはよくないとは思います。それは承知の上なのでご了承いただきたい。
先日レビューしたNUMBER GIRLの『サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態』なんかは観客の煽りとかもふんだんに入ってるんですよね。
個人的な意見としては、これはライヴ盤にとって必要だと思うんですよね。
ライヴ盤を購入するということは、聴く人間が『ライヴの臨場感』を求めているからだと思うんです。
今回のCDにおいては、ライヴテイクというより『アレンジテイク』。
折角の至高のライヴバンドのライヴ盤ならばこの『臨場感』を欲しかった。
まぁ、失望とまではいかないものの、多少がっくり感はあります。
しかし、悪い作品ではないと思います。
選曲はさすが1ツアーの中のベストテイクということで、キラリと光るものがあります。
きっとDVDの方は臨場感あっぷあっぷの素晴らしい作品だと期待せずにはいられませんね!
まぁ、最初の『ドロップ』のイントロだけでこみ上げてくるものがあると思います。
10.11幕張メッセ会場にいた1/37000として、純粋に楽しめる作品だと思っています。きっと。